ウェブサイトを運営していると、
時々「下書きにしたページがなぜか公開されてしまう」という
困った状況に出くわすことがあります。 この記事では、この問題の原因と解決方法について、
中学生にもわかるように簡単に説明します。
下書きページが公開されてしまう原因
まず、下書きページとは、ウェブサイトの管理者だけが見ることができる状態にあるページのことです。
公開していないので、普通のユーザーには見えないはずです。
しかし、時には「下書きにしたはずのページが他の人にも見えてしまう」と感じることがあります。これは主に、ログイン状態とプライベートブラウジングモードに関係しています。
原因その1: ログインしていると下書きが見える
通常、ウェブサイトの管理者はログインして作業を行います。この状態でサイトを確認すると、他のユーザーには見えない「下書き」ページが自分には表示されます。
これは、管理者として作業しやすくするための仕組みです。
しかし、これが問題の原因になることがあります。
「このページは非公開のはずなのに見えてしまう」という不安を感じる人が多いのです。
実は、これは自分がログインしているために起こっている現象で、他の人には見えていません。
原因その2: プライベートブラウジングモードを使っていない
「プライベートブラウジングモード」という機能を知っていますか?
これは、普段使っているブラウザの「履歴」や「ログイン情報」を記録せずにウェブページを閲覧する方法です。
このモードを使えば、ウェブサイトにログインしているかどうかに関係なく、一般のユーザーがどのようにサイトを見ているか確認できます。
サイト運営では、「お客さんがどう見えているか?」が重要です。
プライベートモードを使わずにログインした状態でウェブページを見ると、下書きページも含めてすべてのページが見えるため、
「下書きが公開されている」と勘違いすることがあるのです。
「未公開にできない」問題の解決方法
では、どうすればこの問題を解決できるのでしょうか?
ポイントは「ログイン状態を確認すること」と「プライベートブラウジングモードを使うこと」の2つです。
解決策その1: プライベートブラウジングモードを使う
プライベートブラウジングモードを使うと、ログインしていない状態でウェブサイトを確認できます。
これにより、一般のユーザーと同じ視点で下書きページが非公開かどうかをチェックできます。
例えば、Google Chromeでは「Ctrl + Shift + N」(Windowsの場合)を押すとプライベートウィンドウが開きます。他のブラウザでも同様の機能がありますので、ぜひ使ってみてください。
解決策その2: ログアウトして確認する
もう一つのシンプルな方法は、一度ログアウトしてからウェブページを確認することです。
ログインしている状態では管理者としてすべてのページが見えてしまうので、一度ログアウトしてから再度サイトを確認することで、実際に公開されているページだけを表示することができます。
よくある質問と回答
Q: 下書きにしたページは完全に非公開になりますか?
Q: プライベートブラウジングモードはどうして便利なの?
Q: ログインしたままだとどうなりますか?
まとめ
ウェブサイトの管理をしていると、下書きページが公開されてしまったかのように感じることがありますが、多くの場合、その原因は「ログインしていること」です。
プライベートブラウジングモードやログアウトを活用すれば、下書きページが非公開のままであることを確認できます。
この2つの方法を実践することで、「未公開にできない」という問題を簡単に解決できるでしょう。ウェブサイト管理において、ちょっとした工夫で安心して作業を進められるようになりますね。
下書きと非公開にする手順
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WordPressの管理画面から「投稿」または「固定ページ」に移動します。
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非公開にしたい投稿や固定ページにカーソルを合わせて「編集」をクリックします。
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ブロックエディターのサイドパネルにある「下書きに切り替える」を選択します。
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ポップアップで「OK」をクリックして動作を確認します。
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WordPressの管理画面から「投稿一覧」のページを開きます。
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非公開にしたい記事のタイトルにカーソルを合わせて「クイック編集」をクリックします。
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「非公開」にチェックを入れ、「更新」のボタンを押下します。